こんにちは武田です。
本日はプレミアCDを研磨し、クリーニング処理して売るべきかという
お題目について考えて行きたいと思います。Amazonで色々なプレミアCD
を販売していますが、つい先日お客様からこんな質問を頂きました
「こちらのCDなんですが、他の方のように研磨されちゃってますか？」
この質問に対する私の回答とお客様のご希望が今回の答えなんですね。
もったいぶってもしょうがないか(笑)。
では恒例の、結論先出し攻撃で、本日もずばっと結論を述べて、その後
詳しい説明・理由を述べたいと思います。では結論です。。
結論
プレミアCDの研磨クリーニングは不要
という結論になります。順にご説明いたします。
今回このテーマを取り上げた理由
まさに先日お客様より頂いた質問がきっかけです。そしてそれを機に
プレミアCDを買われるお客様が、どんな形でCDを受け取りたいのか、
販売者としてしっかり自覚し、常に答えていくべきと思ったからです。
昔爆発的にCD/DVDせどりというのが流行りました。どんなせどり
かと言うと、ブックオクやゲオなどに出向き様々な中古CD/DVDを
仕入れます。このCDはいま私が扱っているようなプレミア品ではなく、
ごくごく普通のアーティストのごく普通の曲になります。
仕入れ際のコツとしては、ワゴンなどにある1枚108円などの激安品を
中心に調べ、なるべく転売時に差額利益が出るよう仕入れるものです。
1枚1枚を地道に調べ、薄利を大量の仕入れでカバーし利益を出すという
せどりスタイルになります。
プロの店舗せどらーの方から見れば大したこと無い仕入れなのかも
しれませんが、時間の無い副業せどらーの武田にはまず出来ないスタイル
だと思っていますし、実際に2回くらいしかやったことがありません。
いずれも目利きが出来ず惨敗でした(笑)。
そんな店舗せどらー御用達のCD/DVDせどりでは、仕入れた品物を
専用の研磨機で綺麗に磨き上げ、クリーニングしてAmazonなどに
出品するのが常になっています。理由は綺麗なほうが高値で売れると
いう理由からです。
ちょっとイメージしづらいと思いますので、一昔前にせどらーの方々
に爆発的に売れ、今でも販売中のSHIMO-R1という機種がこちらです。
洗浄、研磨、クリーニングとそれぞれに専用のクリームが付き
段階を経てCDを綺麗にしていきます。結構手間がかかりますね。
このように一般的な中古CDのせどりでは「研磨が当たり前」と
されていますが、そんな儲けだけを追求する自分本位な姿勢でなく、
プレミアCDを買われるお客様は本当に研磨、クリーニングを
望まれているのか、武田の実例をもとに改めて考えたいと思ったのです。
私たちが行っているビジネスは転売です。呼び名はあまり綺麗では
ありませんが、お客様あってのビジネスである以上、まず優先される
べきは顧客満足です。話が長くなっちゃうので、以前書いたこちらの
記事もご参考にどうぞ。
なぜプレミアCDの研磨クリーニングが不要と言えるのか？
では本格的に研磨、クリーニングが不要な理由を考えて行きます。
理由としては3点挙げられると思います、重要な点から述べます。
①お客様が研磨を望んでいないから
これが冒頭でちょっと触れましたが、最終的にお客様から頂いた
ご希望です。順を追って説明しますと、最初に質問を頂きました。
(お客様の質問)
「こちらのCDなんですが、他の方のように研磨されちゃってますか？」
(武田の回答)
「いいえ、私どもの店舗では稀少価値のあるCDは研磨しておりません。
本来しなくて良い研磨作業によって大事なCDが万が一にも傷つくのを
心配しているからです。」
(お客様の回答)
「良かったです。私はそのままの状態で購入希望です」
「勝手な思い込みですけど、キズも汚れもそのCDが積んできた歴史
だと思ってます。しかもなかなか入手できない限定CDであれば尚更、
その大事な歴史を変な機械で削り取って欲しくないんです。」
正直、驚きました。こんな質問・回答を頂いたのは初めてです。
武田は単に稀少なCDを傷つけたくない、くらいに考えていましたが
流通量の少ない貴重なCDを、その歴史まで含めて大事に考えている方が
いたんです。
たとえば同じような質問を頂き、万が一「綺麗に磨いてください」
と言われたら、その時点で専門業者に出して研磨後再出品すれば良いだけ
のことです。そのままの状態を大切にされるお客様がいる以上、まずは
変な機械的処理を加えずそのまま出品するべきだと思いました。
②研磨失敗のリスクがある
これは一定確率必ずあるリスクだと思っています。
いま武田が扱っているのは、ありふれたCDではなくプレミアCDです。
扱っているのは、本当に1枚だけしか現存しないCDという訳でもない
ですが、同じものを入手できる可能性は限りなく低いと考えています。
例えば綺麗にすれば500円値上げして売れるかな？みたいな本当に
目先の些末な利益にこだわり、例えば3万円の価値があるような
プレミアCDをキズ物にすべきでないと考えています。
またこれまで多く販売してきた経験から、多少盤面にキズが
あっても例えば
「盤面にキズが数本ございますが、再生は問題ないこと確認済」
というように商品状態を偽ることなく正しく正確に伝えれば、
販売後にお客様から不満やクレームが出ることはありません。
よって、目先の利益にこだわりキズがつくリスクを取るよりは、
現状の状態を維持し手堅く販売する方が適切だと考えます。
③研磨コストがかかる
これもデメリットですね。まず先ほど紹介した研磨機でも
最初に購入するのに25000円くらいかかります。更に研磨を重ねて
いけば、専用の研磨クリームなどがなくなり何度も補充の為の
購入が必要になります。
また研磨のパッド自体も使い込むほどへたってくるので、交換
する必要がでてコストがかかります。ただ一番痛いのは、研磨機
自体が故障するケースではないでしょうか？
自分のせどり転売スタイルとして「研磨が必須」となっている方は
自分なりのビジネス方式を守るためには、同じ機種を再度買うしか
なくなってきますよね？
こんな感じで永遠とCD研磨の為のコストがかかり続けます。
普通のCDでは数百円のUPが意味を持ちますが、もともと高値転売
が当たり前のプレミアCDでは、数百円の些末な利益は不要です。
最優先にすべきは、価値のあるCDを価値の分かるお客様に
そのままの状態で届けることです。無駄なコストは省きましょう。
では今後あなたはどうすべきか？
今回お客様より頂いた質問をきっかけに自分なりに
「プレミアCDの研磨クリーニングの必要性」について持論を
展開して来ました。CDといえば研磨！みたいな画一的な発想では
本当にお客様の望んでいることを見落としがちになるので注意が
必要だなと、武田も改めて思いました。
この記事を読んで頂いている方がもしこれから副業を始めたい、
あるいは既にせどりインサイダーが副業候補となっている方が
いれば本日の武田の見解をご自身でもう一度考えてみてください。
最後に
普段なかなか考えられないですが、今回はCDの研磨について
直接お客様からご意見を伺えたのはとても良い経験でした。
繰り返しますが、あくまで転売は立派なビジネスですので、
顧客満足第一で進めるべき、と考えています。
追伸
私自身は現在せどりで安定して利益を出せています。せどりには
数多く教材がありますが、残念ながら再現性や普遍性をもった
優秀なノウハウは数少ないのが現状です。
武田は独自メソッドで高利益率を狙えるせどりインサイダーという
非常に優良なノウハウを実践し、実績に基づいてお勧めしています。
先日、中身をレビューしてみましたので、お時間がございましたら
是非ご一読頂ければと思います。
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